大戦略Ⅶシナリオ1③「作戦」とは何か
今回は「大戦略Ⅶ」というゲームにおける「作戦とは何か」を語ってみたい。
大戦略Ⅶは(度々言うが)首都付近でしか生産できないデメリットが余計に「作戦」の存在が大きくなるゲームで大戦略シリーズ中最高のゲームだと思ってる。
上の画像は第7ターン。
赤丸で囲まれたBlue国の部隊は戦線の薄い東海岸沿いに進撃をする計画にした。赤い線。
これがこのシナリオに於ける最大の「作戦」と言えると思う。
これ以前はただ進むだけの作戦とも言える。
敵国Redの部隊はまだ視認できてないのでわからないのだが、緑色で囲まれた丸の①、②、③に分かれて存在すると思われる。
③の部隊の全容は大体上の画像に見えている通りなのだが
②あたりにもいると思われ
①には強力な戦車部隊がいると思われる。
水色の①のところに当初ヘリボーン作戦で味方の部隊が急襲し、工場を占領した。
マップ上の①の緑の丸の中にある青色の建物のようなものがBlue国が占領した工場。
占領するためにオスプレイで歩兵を送ったのだが、
Redの主力部隊が工場を奪還しにきたようだ。
結果的にBlue国にとって陽動作戦となった。
Redの主力部隊を①に向かわせることにより
Red国の首都へと向かう近道である東海岸沿いの
②の緑色の丸で囲まれた地域を手薄にすることによって
赤丸で囲まれたところにあるBlue国の部隊が赤い線上に進むことを容易にしている。
このシナリオではBlue国は「電撃戦」を戦略にしてるので
緑色①にある敵主力部隊はスルーしていくのだが
もうちょっと長く戦いたいのなら
オレンジ色の線の通りに
敵主力部隊の壊滅を狙うこともできる。
これが大戦略Ⅶにおける「作戦」ということ。
陽動作戦により敵主力を緑色の①に押し込め
薄い緑色の②へ味方主力部隊を徹底的に攻撃し進撃する。
赤い線の矢印の根元に半島のくびれ部分があるが
この作戦は「半島のくびれ突破作戦」とでも名付けようか。
他にこのターン以前の「ただ前線に移動させるだけ」も
「進撃作戦」と言えよう。
3つのヘリ部隊で工場や首都をとりにいくのも
「ヘリボーン作戦」。
このシナリオにおける戦略とは
「Red国の首都をとること」
これが頂点。
「電撃戦でいく」
これも戦略に入ろうか。
ちょっと作戦の部分も含んでいるかもしれない。
戦術とは
狭い地域で闘うのだから戦車ばかりでなく
射程のある自走砲との共同攻撃。
あたりだろう。
戦略と作戦
作戦と戦術
それぞれの間はあいまいな部分が多かれ少なかれある。