ショートシナリオ「涸れ谷村の残存司令部」
自作スコードリーダーのショートシナリオ1です。
スコードリーダー本来の良さが小さくて短いシナリオに凝縮されてると思います。
他のシナリオでは感じなかった、「射程」の優越性が存分に味わえます。
1943年3月1日涸れ谷村付近
圧倒的な兵力をもって進撃を続けるソ連軍に対し
ドイツ軍は一旦戦線を引き下げた。
引き下げたものの一部では増援が間に合い
撤退を撤回する必要がでてきた箇所がでてきた。
増援が間に合うまで
師団司令部直属戦隊は
司令部があった建物を守る必要があった。
重要な書類と通信設備があるからだ。
ドイツ軍増援が到着する報を聞いたソ連軍第3大隊は
守りの要となる建物の奪取を急いだ。
導入されるルール
スコードリーダーシナリオ1のみ。
ボードの配置
「4」を使用。正の向き(Y9の文字が普通に読める方向)
勝利条件
Y9の木造建物をドイツ軍が最終ターンに存在するればドイツ軍の勝利。
できなければソ連軍の勝利。
特別ルール
師団本部の会議中であったソ連軍の10-3指揮官が急遽間に合いました。8-0指揮官と交換してください。8-0指揮官は現状を伝えるために師団本部へと向かいました。
ドイツ軍の増援が遅れそうです。
5ターンで終了になります。
ターン記録表
4ターン
ソ連軍兵力
第3大隊の一部
R1 4-4-7*3
S1 4-4-7*3
T1 8-0
w2 4-4-7*3
X1 4-4-7*3
BB1 4-4-7*3
FF1 4-4-7*3
ドイツ軍兵力
司令部直属部隊の残余
R7 9-1 4-6-7*1 HMG
U8 9-1 4-6-7*1 HMG
CC6 9-2 4-6-7*1 LMG
結末
ドイツ軍左翼では危機的状況となったが、右翼では9-2指揮官の機動防御と各個撃破によりかつて司令部があった建物を守り切れた。やがて来る増援にとって有利な形成となるだろう。しかし~それはわかりきったことではあるのだが~しかし、有利な態勢で防御できるのは束の間であった。